これまでの活動報告のアーカイブです。

中学給食を試食しました

2007年11月2日

京都市で導入された選択制の中学校給食が、思いのほか不評です。様々な誤解と先入観を払拭すべく市教委も努力を重ねていますが、私も地元のお母さん方を誘って試食会を申し込みました。

家内を通じて親しくしているお母さん方に声をかけたところ、出水学区・仁和学区在住の9名の人からOKをいただき、一緒に洛風中学を訪れました。思わぬ反響の大きさに、改めて関心が高いことを実感した次第です。

試食の前に最新のビジュアル機器を駆使した説明を受けました。ここ数年で保冷体制を強化したこと、アンケートを繰り返してメニュー充実の努力を継続していること、食育の観点から「苦手」に挑戦するよう指導していること・・・・・目から鱗の連続に、お母さんたちが何度も頷いておられました。

実際に食べてみると、本当においしいのです。実体験ほど強いものはないですね。食べながら自然と質疑応答になりました。晩御飯だけでなく弁当にまでメニューに頭を悩ますお母さん方は、栄養のバランスを重視した給食の重要性を大きく評価され、子どもさんを説得したいと異口同音に語っていました。不安が解消され、本当に良かったです。

多くの方々から、中学入学時かそれ以前の段階で子供達と保護者対象に「試食会」を実施してはどうか、との前向きな意見が出されました。予算面からもスタッフの数からも、具体的実施については困難であるとの事情はわかりますが、様々な問題を抱える子どもたちのためにも、給食の重要性を全市的に周知させていく必要性は非常に高いと確信しました。今後の大きな課題として意見交換を重ね、勉強していきたいです。


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