これまでの活動報告のアーカイブです。

議員団視察で環境問題を学習

2007年10月15日

公明党京都市会議員団の有志10名で、伏見区の吉川商店さんを訪れ、環境保護のための資源再利用について視察させていただきました。

循環型社会の推進は、公明党が他党に先駆けて早くから取り組み、現場の声を反映した政策を提言してきました。ごみの分別収集が本格的に始まった京都市でも、資源の再利用について関心が高まっています。今回、45年以上前から「リユースビン(再利用ビン)を扱っておられる吉川商店さんのご好意で、見学に訪れた次第です。

吉川康彦社長から長時間にもかかわらず丁寧に説明していただき、突っ込んだ質問にも熱意あふれる対応をしてくださいました。一升瓶など市場から回収されたガラス容器を洗浄して再利用する「リターナル」の流通は、アルミ缶や紙パック等々に押されたり独自性を狙ったデザインの多様化など、ここ数年の消費動向の変化で大きく減少しているとのこと。二酸化炭素の発生やエネルギー消費を大幅に軽減できるリユースビンについて、もっと見直しをしなければならないのではないかと感じました。

地球温暖化が深刻になっている今、生産者・消費者ともにしっかりと考えていく必要があると思います。子どもたちの未来のために、今の大人が何をすべきか。身近な問題から大局的観点にいたるまで、気づいた時に声を出し、さまざまに意見を交わし合う。他人任せにしない「責任」を自覚する名も無い市民の行動の積み重ねこそが、大きなうねりとなっていくことを確信して、地道な活動に励んでいこうと決意しました。研鑽を深め、頑張ってまいります。 


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