私の地元・出水学区にある京都市児童福祉センターが、地域との親睦を深めるために開催しているお祭りが、今年もたくさんの子ども達や保護者を集めて行われました。私も地元のお父さんの一人として初参加。楽しませていただきました。何より、スタッフの皆さんの熱意に感動しました。
オープニングは、二条城北小に通学する市内北部の聴覚障害児童たちが、一生懸命に練習した和太鼓を堂々と披露。真剣なまなざしとひたむきな演技に、全ての見物者が引き込まれました。終わったあとの笑顔が素敵でした。健常者の児童たちが健闘をたたえて拍手したり肩を叩いていました。こんな光景を見るのは、ほんとに嬉しいものです。
ポップコーンやジュースの屋台の横には工夫を凝らしたゲームが並び、子どもたちは大忙しです。いつの間にか一緒に来た娘たちも、友だちと共に走り回っていました。手持ち無沙汰なままパネル展示を見ていると、児童相談所もかねたセンターの概要が、 手際よく紹介されています。発達障害など、多種多様で深刻なハンディキャップをかかえた児童を受け入れ、それこそ“慈悲”の精神でケアをしておられるスタッフの尊い仕事に、心の中で最敬礼しました。
その後、お忙しい中にもかかわらず荒木院長と山田総務課長のお二人と懇談させていただきました。お聞きする中で、ここ数年で社会の理解が大きく進んできたこと、それに比例して相談件数も増大し負担も大きくなっていること、やりがいに燃えて若いスタッフが活躍していること等々を実感。貴重な勉強になりました。
支持者の方々にも知ってもらいたいなと思い、「見学会のようなことは受け入れておられますか?」とお聞きすると「事前にスケジュール調整をお願いします」とのこと。また、「写真をHPに掲載しても良いですか」との質問にも、「できれば、子ども達の姿は掲載しないで下さい」と。デリケートな問題があり、様々な配慮をしておられるのだなと痛感しました。(このページに掲載した写真に子供達の姿がほとんど写っていない理由です)
子どもたちの未来のため、今の大人ができることは何か? 次の世代に自信を持ってバトンタッチできる社会を構築するには、いま何をすべきなのか? 庶民の声を政治に反映することの重大さを、改めて決意することができました。頑張りまっせ〜っ!