8月に続いて開催された第2回京都市路上喫煙等対策審議会が、午後2時から市民相談センター(烏丸御池)で開催され、一市民として傍聴しました。
会場には10名ちかい熱心な市民の方々が傍聴され、マスコミも7社が詰めかけるという注目の審議会。弁護士、大学教授、市政協力委員代表、商店街代表の方々以外に市民公募から選ばれた方々もおられる審議委員さんたちから、活発な意見が交わされました。
特に議論が白熱したのは禁止地域についてです。区域一帯の「面」が良いのか、道路に限定した「線」で良いのか等々・・・。災害通路や私道についてはどうなのか、「逃げ得」を許すことにならないかなど、様々な要因を考慮し、合意を形成していかなければなりません。
それ以外にも、深夜の時間帯の取り締まりについてや事前の観光客等への周知徹底について、また喫煙者への考慮としての喫煙場所設置についてはどうなのか、京都駅等の混雑する場所が実は私有地であることについて――いろいろと課題が残されています。文教委員会の視察で千代田区の実情を学んだ一人として、大いに刺激を受けると同時に、責任の重大さを痛感。気が引き締まります。
現時点における「答申」が審議会でまとまり、当局に提出されました。次回の審議会は2月に予定されています。「罰金」についての詳細(金額・徴収方法)や具体的運用(調査員や看板設置等)をはじめ、様々なテーマがあるかと思います。京都活性化への大切な取り組みです。私自身も勉強を深めていきたいと実感しました。