今年のオープニングイベントは、市役所から京都駅ビル室町小路広場に移して、「市民ふれあいステージ」と銘打って盛大に開催され、私も家族と一緒に参加して賑やかなお祭りを堪能しました。
ローマクラブのホワイトネル名誉会長は、「現代世界が直面している最大の課題は、文化の崩壊です。文化の崩壊が価値観の崩壊を招き、世界から誠実さが失われ不確実性が増大しています」と述べていますが、文化・芸術の重要性は、世界の多くの英知が論じているとおりです。
京都が悠久の歴史の中で培ってきた伝統文化や斬新な芸術を世界に発信するこの素晴らしい催し。京都市発展のために貢献せんと志す一人として、参加しないわけにはいきません。特設ステージでは、創造性あふれるバラエティーに富んだ市民有志の方々のパフォーマンスが繰り広げられ、駅前広場ではユニークなブースが軒を並べていました。
中学校・小学校・保育園の代表による演奏やダンス、カントリーや民謡、オカリナから大正琴まで、多彩な出し物で大いに盛り上がり、京都サンガの選手たちのトークショーも楽しかったです。(写真) 途中、沖縄芸能エイサーの時と和太鼓の時にバケツをひっくり返すくらいの大雨に見舞われましたが、ギャラリーの皆さんが笑顔で場所移動したりして乗り越えておられました。司会のDJが「五穀豊穣を願う太鼓に応えた恵みの雨ですね」と当意即妙のアドリブ。さすが!
ブースでは、子どもたちがペインティングしてもらっている間に簡易版・京都検定に挑戦しましたが、なんと60点しかとれずガッカリ! お恥ずかしい限りです。リベンジを誓いました。駅前広場では、北山杉でつくった巨大迷路にチャレンジ。(写真) マンガミュージアムの特別出展や竹細工教室もあり、盛りだくさんで面白かったです。
今年の文化祭典は、例年の京都の秋・音楽祭や京都学生祭典に加え、京都造形芸術大学映画祭と源氏物語千年紀事業などもタイアップされ、本当に盛りだくさんです。関心のある方は、http://k-af.com にアクセスしてみてください。
これからも、文化発展のために嗅覚を磨いていろんな催しに顔を出していこうと思いました。