これまでの活動報告のアーカイブです。

京都市上京老人福祉センターを見学

2007年6月14日

地域に根ざしたボランティアグループ「上京ハッピーマザー」の皆さんにと一緒に、上京区西今小路町にある京都市上京老人福祉センターと、併設されている上京児童館を見学しました。

小雨の降るあいにくのお天気でしたが、リーダーの井上さんをはじめ、熱心なメンバーの皆さんと一緒に訪れたところ、渡辺所長さんをはじめスタッフの方々から温かく歓迎してくださり、心から感動しました。

さわやか体操やいきいき筋トレといったヘルシーな催しや、なつメロ同好会や映画上映会、囲碁将棋大会、唱歌の集いといった心和む楽しい催しと同時に、アカデミックな教養講座も企画されており、盛りだくさんで充実した事業が展開されていることに、いっそう感動。関係者の皆さんのご努力に最敬礼です。

福祉入浴サービスという素晴らしい事業の説明をお聞きし、職員の皆さんと力をあわせて頑張っておられるボランティアの方々の熱意と献身に頭が下がりました。公明党の女性党員の方々も多く参加されている「上京ハッピーマザー」のメンバーも、熱心にメモをとり質問をされていました。地域活性化への尊い善意の連帯の姿を目の当たりにしました。

経費節減のために、車椅子などの様々な福祉用具を少しずつ部品交換しながら“使いまわし”されている実態をお聞きし、「上京ハッピーマザー」の井上さんから、プルトップ回収運動で寄せられた善意を換金した収益で何らかの物品を寄贈させていただきたいと申し出たところ、スタッフの皆さんが大いに喜んでくださりました。今後、機種の選定などについて協力業者の方と検討していくことになります。

その後、2階にある上京児童館も見学しました。若いお母さんたちが小単位の子育てサークルの打ち合わせをされていました。スタッフの方に聞くと、学生や高齢者と子どもたちの世代を超えた交流のイベントを多角的に進めていて、それぞれの世代に効果が出ているとのこと。お話を聞きながら、心の中が希望で温かくなりました。

これからも、現場第一で市民の“生の声”を行政にしっかりと届けて、善意と真心の橋渡しになっていかねばならないと深く決意することができました。頑張ります。


←戻る ▲このページの先頭へ