地域の安心安全に貢献しておられる消防団の皆さんの年に１度の晴れ舞台、平成１９年度京都市消防団総合査閲に招待され、伏見区の京都市消防学校の屋外訓練場を訪れました。
会場は１１区を代表する精鋭の熱気でむんむん！ きびきびとした「通常点検」と迫力満点の「消防訓練」に、関係者の皆さんや来賓の議員さんたちも惜しみない拍手を送っていました。
上京の代表は聚楽分団。皆さん緊張しておられましたが、本番では訓練の成果を十分に発揮し、見事６位に入賞されました。おめでとうございます。
すべての分団に共通していたのは、機敏な動きと真剣なまなざしでした。互いを信じ合う美しい団結を目の当たりにして、当日まで積み重ねた練習のご苦労に思いをはせました。皆さんの輝く表情がまぶしかったです。
ちなみに、優勝は南区久世分団でした。３０名以上の大所帯でありながら、統率が取れた動きと勢いが評価されたのではないかと思います。実は、この分団は最初の「通常点検」で分団長さんが出だしでミスをされました。普通なら動揺が走ってもおかしくはないのですが、歯を食いしばって踏ん張るリーダーの姿と、それを支え護ろうとする団員さんたちの必死の動きに感動しました。素晴らしかったです。
最後に、全国大会に出場する女性消防団員による消防操法訓練が披露されました。嬉しいことにこの方たちは上京区の女性団員さんなのです。思いのほとばしった素晴らしい動きに、場内の空気が引き締まりました。誇りに胸が高鳴りました。
地域に根を張った皆さんの姿に触れ、あらためて議員の使命の重さをかみ締め、決意を新たにした次第です。消防団の皆さんに心から敬意を表させていただきます。
