5月度本会議の一般質問で、同じ新人の平山賀一議員(西京区選出)とともに、代表質問に立ちました。緊張しましたが、何とか無事に終わりました。
文化芸術、子育て支援そして教育の問題と、選挙期間中に公約として掲げていたテーマを取り上げて論じ、枡本市長をはじめ市幹部に質問しました。
ちょうど来年の11月が「源氏物語」が世に現れて千年といわれています。この節目を期して京都府と京都市等が全国・全世界に向け、日本文化の素晴らしさを発信すべく、「千年紀委員会」を立ち上げ、記念事業を多角的に企画しています。
私は、これらの事業が一過性に終わらせないために、「市民の力」を積極的に結集するべきであると訴えました。そして、世界の文化人が一堂に会する国際シンポジウム等の開催や、マンガミュージアムとの連動など、様々なユニークな企画を柔軟に取り入れる試み(例えば、公開オーディションで臨場感あふれる同時進行型の事業推進など)を提案しました。
市長からは、私の提言を前向きに評価し、積極的に取り入れる旨の答弁がありました。徹夜を重ねて資料を集め、原稿を徹して書き直した甲斐がありました。京都活性化への契機になれば、こんなに嬉しいことはありません。
続いて、本年に発表された「京都文化芸術都市創生計画」の重点事業である「ようこそアーティスト」という、希望と浪漫に彩られたプランについても、本年からの本格的実施に当たって、現場の視点を重視した多角的な取り組みを進めるように求め、星川副市長からは私の具体提案について積極的に取り組むことを約束していただきました。
次に「少子化対策」について、具体的データを挙げて「第3子優遇支援」を提言しました。上原副市長から、一歩踏み込んだ答弁があり、わが党が粘り強く推進している取り組みが、大きく前進しました。2月度議会で、このテーマを取り上げて質問した井上議員(下京区選出)から貴重なアドバイスをいただいた賜物です。
最後に「CAPプログラム」について質問しました。このテーマは、本HPの「MyOpinion」でも紹介したものですが、ぜひ代表質問で取り上げようと思い、必死で勉強しました。取材を重ね研究すればするほど、子どもを取り巻く危機を実感するとともに、子どもたちが虐待やいじめを自分自身で克服する力を養うことの重要性と、声なき声の耳を傾ける地域ぐるみの「傾聴ボランティア」の大切さを実感します。その思いを率直に訴え、行政の支援を主張しました。嬉しいことに、門川教育長からは一歩前進の答弁をいただきました。
今日をスタートとして、本格的に「京都活性化に役に立つ議員」に成長するために、真剣に研鑽しつつ、現場を走り回る決意です。