定例議会で提出される各局の議案の説明会が、９日と１０日の２日間にわたって市役所２回の市会議事堂の１室で行われ、環境局から家庭用有料ごみ袋に、かねてから要望の多かった２０リットルサイズを新たに追加するとの発表がありました。
昨年から始まったごみ袋有料化でしたが、賛否両論の議論が喧々諤々と交わされたすえにようやく実施されたものの、いくつかの苦情や要望が表面化していました。
その最も多かったのが、サイズの問題。家族が少ない高齢者の方々から「１０リットルはごみが入りきらず、３０リットルでは大きすぎる」との指摘が数多く寄せられたのです。当時まだ議員でなかった私は、公明党の先輩議員に皆さんの声を何度も伝え、改善への対応を申し入れました。
先輩たちが積極的に取り上げていただいたことが与党の結束を生み、市当局を動かす大きな力になって、このたび新たに２０リットル袋を追加することが決定。１５日に開会する５月定例市議会に改正案を提案するとマスコミに発表し、１０日付の京都新聞に報道されたのです。
今回の議会で正式に決定すれば、９月下旬から販売が予定されています。皆さんの声が届いて、それが実現する――本当に素晴らしいことですよね！
もうひとつ、報告です。退職した前の職場の同僚から“はなむけ”の言葉として、「京都市は日本一の観光都市だから、路上喫煙禁止を提案したらどうですか」というリクエストをもらっていたのですが、これも一生懸命に届けた甲斐があり、文化市民局が今回の議会で条例案を提出すると発表したのです。
本格的な議会デビューを前に、幸先よいスタートが切れそうです。頑張ります！
