吉田たかお演説集

京都市長選挙応援演説

令和6年(2024)1月31日 パルスプラザ稲盛ホール
2月3日伏見桃山駅前京町交差点

※2024年2月4日の京都市長選挙は、4人の新人による大激戦となりましたが、公明党が全力で応援した「松井孝治」候補が逆転大勝利をおさめました。長期にわたる財政危機を克服し、子どもたちの笑顔が輝く京都の未来のため、テープ街宣や早朝の駅頭立ち、電話作戦、演説会の結集や運営、SNSの配信など、やるべきことは全てやり抜く中で、乾坤一擲の応援演説も行ないました。市会議員選挙に劣らない大声援を贈ってくださった皆様に感謝で一杯です。

1)政談演説会(パルスプラザ稲盛ホール)
【波乱万丈の幕開け】

 皆さんこんばんは。本日は、公明党が担当いたします政談演説会に、このように多くの皆様にご参集いただき、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

 まず、1月1日の能登半島地震でお亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げますと共に、今なお不自由な生活を強いられている被災地の皆様にお見舞いを申し上げます。

 2024年は波瀾万丈の幕開けとなりました。こういう時こそ、政治の役割は極めて重要になっています。党利党略で分断するのではなく、安定した政治で、復旧復興へ迅速で的確な対策を進めていかなければなりません。

 その中で、公明党が、自民党はじめ各政党と力を合わせ、国会でも地方でも、庶民のための政策を前に進めています。これこそが今の政治に最も求められていると確信しますが、皆さんいかがでしょうか!

【京都市長選挙の意義】

 さて、2月4日の京都市長選挙は、私たち一人ひとりの生活にとって、そして愛するわが街、京都の未来にとって極めて大きな意味を持つ重要な選挙です。コロナ禍と物価高騰の対策を軌道に乗せる中で、20年来の財政危機を克服できるかどうかが問われる「正念場」を迎えており、政治の混乱は断じてあってはならないと確信します。

 私たち公明党は、松井孝治さんを全力で応援しています。京都で生まれ育ち、国家公務員として、また国会議員として経験を重ね、10年前から大学教授として若者を育てておられる、素晴らしい候補者です。国や京都府と対等に渡り合い、幅広いジャンルの有識者や文化人から信頼され、企業経営者や労働者と共に経済活性化を実現できるのは、松井さんしかいません。

 しかし、他の候補者は既に4年前の市長選挙に立候補して知名度があったり、元国会議員の息子という2世議員の方もいます。新人同士とは言え、我が松井候補が1番不利な状況になっているのです。

 共産党が応援する候補者も、維新など第3極が少し前まで支援していた候補者も、「今の京都はダメだ!」と大々的なネガティブキャンペーンを展開しています。口先でいくらいいことを言っても、不平不満を焚き付けるだけの無責任な人がリーダーになってしまったら、最も苦しい思いをするのは誰でしょうか。私たち市民ではないでしょうか。

 一党一派に偏らない幅広い民意を集約する「合意形成」の要として、私たち公明党は松井候補の大勝利のために全力を挙げて応援をしたいと思います。皆さんいかがでしょうか!

【待ってました、松井さん!】

 いよいよ明日からは2月です。マラソンで言えば35キロ地点、最も厳しい時であります。その大事な時に、本日、私たち伏見区のために松井候補がこの会場に向かっているところです。そこで皆様にご提案したいのは、松井候補が到着をしてこの舞台に上がった時に、全力で声をかけて励ましていきたいと思うのです。

 『待ってました、松井さん!』――この合い言葉を私たちみんなで声を合わせて届けていきたいと思います。それでは今から練習します。司会から「せーの」と合図しますので、それに合わせて一斉にお声掛けをしたいと思います。よろしいですか? せーの、

 『待ってました、松井さん!』

 ありがとうございました。これで、松井候補も疲れを吹き飛ばして、元気いっぱいラストスパート頑張ってくれると思います。伏見区は勝敗を決する大票田です。私たち公明党の底力で逆転大勝利を必ず勝ち取って参りたい、このことをお訴え申し上げて、私からのご挨拶を終わらせていただきます。ありがとうございました。

2)最終街頭演説会(伏見桃山駅前京町交差点)
【勝つと決めた方が勝つ!】

 皆さん、こんにちは。公明党京都市会議員団の代表幹事を務めています、吉田たかおです。本日は伏見区の超党派の議員が勢ぞろいしました。公明党からも、山口勝府議会議員、川嶋優子市会議員、増成竜治市会議員が駆けつけて、松井孝治候補とともに最終最後のお願いにお伺いしております。

 厳しい厳しい選挙ではありますが、「最後は勝つと決めた方が勝つ」との覚悟で戦い抜きたいと思いますが、皆さんいかがでしょうか。

 今、ネット上では悪意に満ちた罵詈雑言で溢れています。読むに耐えないようなネガティブキャンペーンの嵐が吹き荒れています。しかし松井候補はそのような攻撃にも微動だにせず、誹謗中傷を吹き飛ばして、正々堂々と戦っておられます。こんな素晴らしい候補者はいません。皆さん、そう思いませんか?

【松井さんと共に、ワクワク!】

 私は今、ワクワクしています。松井「市長」が誕生したら、この人と力を合わせて、京都市の財政危機克服に立ち向かえることができる、またお年寄りも体の不自由な人も、若者も子どもたちも、お互いが尊重しあえる「共生社会」のために切磋琢磨して仕事ができる、そんなワクワク感です。

 例えて言えば、サッカーのヴィッセル神戸がイニエスタと力を合わせてJリーグで優勝したように、京都が不可能を可能とする大発展を勝ち取ることが出来る、そんな期待でいっぱいであります。今日お集まりの皆さんのお力で、私たち伏見区の底力で、松井市長を誕生させようではありませんか!

 泣いても笑っても明日が投票日です。厳しい厳しい選挙です。世論調査ではリードを許しているとの報道もあります。しかし、断じて負けるわけにはいきません。

 最後の最後は、大票田の伏見区で逆転勝利の決定打を打って参りたい、その思いで、死に物狂いで戦ってまいりたいと思いますので、皆さん何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

(京都市長に就任した松井孝治さんは、初登庁のあいさつで「ワクワク」との心境を表現しました。公明党議員団はさっそく2月28日に政策提言を提出すると共に、3月市会の第1次予算の審議で活発に議論。5月の第2次予算編成に向け、4月12日に意見交換会を行ないました)