6月度公明党宇治支部会
宇治市西小倉コミュニティセンター
※4月9日の統一地方選挙前半戦が終わり、休む間もなく後半戦がスタート。私は宇治市議会議員選挙に立候補した5名のうち、稲吉道夫議員の応援を担当し、苦楽を共にしました。大勝利を勝ち取った感動の余韻の残る6月、宇治支部会に招待され、感謝と決意のご挨拶をさせて頂きました。
【はじめに】
皆さん、こんばんは。只今ご紹介に預かりました公明党京都府本部副幹事長で京都市会議員の吉田たかおです。本日は宇治支部会にご招待下さり、心より御礼申し上げます。
まず、本年4月の統一地方選挙におきましては、党員・支持者の皆様の献身的な激闘のおかげをもちまして、京都府本部は全候補者が当選するという「完全勝利」を勝ち取ることが出来ました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
特に、後半戦(4月23日投開票)の宇治市議選におきまして、われらが「稲吉道夫」候補が悲願の二千票を突破し、第5位で当選させて頂きました。重ねて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
私ども公明党議員一同、報恩感謝の気持ちを忘れず、誠実に謙虚に、地域に根を張った草の根のネットワークで、庶民の生の声を真正面から受け止め、その切実な声を具体的な政策としてカタチにしていくため、全力で頑張ってまいる決意でございます。
そして、具体的な実績を積み重ねて、誰からも「やっぱり公明党は違う」と言われ、同志の皆様から「応援して良かった」と喜んで頂けるよう、選挙の時以上に動きに動き、走りに走ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は京都府本部を代表して、御礼と決意を申し上げました。これで十分かとは思いますが、ここで終わったら「何しに来たのか」とお叱りを受けるかもしれませんので、少しのお時間を頂戴して、2点お話をさせて頂きたいと存じます。
【地域に根を張った実績】
1点目は、稲吉道夫議員は公明党地方議員の中でもトップクラスの素晴らしい議員さんである、ということでございます。
これは、本日ご招待されたから「おべんちゃら」を言っているのではありません。まず何よりも実績が素晴らしいです。小倉・伊勢田地域に流れる川の防災対策と学校統合、そして駅前再開発の3つは、極めて分かりやすく、世代を超えて共感を呼ぶ実績ではないでしょうか。私自身、一緒に選挙を戦って、稲吉さんの演説を聞く中で「こんな人に我が地域の未来を託したい」と何度も思いました。
同時に、地域に根を張っておられます。多忙な中で町内会長などを引き受け、多くの皆さんから信頼されておられることは、地元・蓮池地域を徒歩遊説している時に目の当たりにしました。素晴らしいと思います。
そして最後に、個人の事情をなげうって、命懸けで戦っておられることです。選挙事務所にご自宅を提供され、奥様をはじめ子どもさんも愚痴1つこぼさずに家族が一丸となって戦われました。人が見ていようがいまいが、コツコツと裏方に徹しておられた奥様の姿に、私は感動しました。なにより、ご存知の方も多いかと思いますが、告示日当日に最愛のお母さまがお亡くなりになったのにもかかわらず、九州に帰らずに選挙を戦いぬかれました。
こんな素晴らしい議員さんは他にいるでしょうか。稲吉議員を支える宇治の皆様は本当にお幸せだと、心から実感します。これからも、誇りをもって応援して頂き、今以上に立派な人材となるよう育てて頂きたい、このようにお願いしたいと存じますが、皆様いかがでしょうか。
【公明党の大きな役割】
2点目は、公明党が党勢拡大していくこと、そして今後も勝利を重ねていくことが、私たちの社会にとって、未来にとって、ものすごく重要なことである、ということでございます。
今、国会のニュースを見ても、党利党略・私利私欲の悪意に満ちた足の引っ張り合いが繰り返されています。コロナ禍や物価高騰対策においても、野党は「あれもできない、これもできない」と、不平不満をあげつらい、追及や糾弾に明け暮れ、不安を煽り立てています。ダメージを与えて引きずりおろすしか能のない「ポピュリズム」に巻き込まれたら、犯人捜しばかりの分断社会になってしまいかねません。
お年寄りも体の不自由な方も、若者も子どもたちも、お互いが尊重し合える麗しい、暖かな共生社会への施策をリードするのは、生命の尊厳に立脚した価値を創造する人間主義の公明党しかないと確信しますが、皆さんいかがでしょうか。
ここ数年の公明党のマニフェストの第1番目のトップに「子育て支援と教育負担の軽減」が掲げられていますが、これに対して、高齢者のご友人から「私たちは後回しか?」と言われたりするかもしれません。無責任な野党やマスコミが「高齢者いじめ」と宣伝して、それに影響される方が増えるという心配も出てきます。
しかし、よく考えて下さい。高齢者の方には今以上にもっと長生きして頂きたい、これは誰も同じ思いです。そして、初老や中年の世代も、あと10年20年したら高齢者になっていきます。人口減少の超高齢化社会が今以上に進行したら、これを支える現役世代の負担はもっともっと大きくなってしまいます。
給料の半分以上を税金で天引きしなければ福祉の財源が破綻してしまいかねないと言われています。そんなことならないために、私たち今の大人の世代が責任をもって、今こそ手を打っていかなければならないのではないでしょうか。
高齢者や障がい者を支える福祉を絶対に破たんさせないためにも、公明党は少子化対策として「子育て支援」を徹底して推進している、このことを強く訴えてまいりたいと思います。
日本大学の末富かおり教授は、子育て応援トータルプランを発表した公明党を高く評価し、異次元の子育て支援の拡大には公明党の前進が不可欠だと、大きな期待を寄せておられます。
昨年の参院選で、早稲田大学マニフェスト研究所が各政党のマニフェストを比較検討して、最も評価の高かった第1位を公明党に認定しました。公明党が前進することが、過去に例をみない超高齢化社会の持続可能な社会保障と希望溢れる未来ビジョンを実現すると確信します。
【さいごに】
長くなりました。最後に、私が公明党を最大に誇りとし、勝利のために命を懸けて限界を突破して戦う理由は、公明党創立者である池田先生の想いに応えたい、その1点でございます。それは皆様も同じだと思います。
ケネディや周恩来、ゴルバチョフ、キッシンジャーやマンデラなど、世界の歴史を変えた偉人に共通するのは、みな池田先生を尊敬し、その思想と行動を高く評価し、大きな期待を寄せているということです。この事実を胸に刻み、歯を食いしばって逆境を乗り越えていかなければならないと、自らに言い聞かせています。
コロナ禍と物価高騰に加え、戦争が勃発し今も続いています。仏典に説かれる三災七難の「疫病・穀貴・兵革」がすべてそろっているのが現実ではないでしょうか。鎌倉時代の日蓮大聖人は幕府の弾圧に屈せず、命懸けで「国主諫暁」を貫きました。21世紀の現代は主権在民であり、有権者の1人1人に語りぬいていくことが、立正安国論の精神であると腹を決めて、秋にも予想される衆院選を戦っていく決意でございます。
皆様におかれましても、コロナ禍が続く中、昨年以上の猛暑が予想され、大変なご苦労と思いますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。以上です。ありがとうございました。
(当日は多くの党員さんが参加され、大変な盛り上がりの中で、稲吉議員がスライドを駆使して活動の模様を報告。地域を超えた交流で多くの学びを得ました。これからも切磋宅差していこうと思います)