2017衆院選公示直前街頭演説会
※10月22日投開票の衆議院議員選挙に向け、伏見区内各地で街頭市政報告会を開催。地下鉄醍醐駅、地下鉄石田駅、京阪桃山南口駅等という定時定点以外に、スーパー前や団地前など計16ヶ所で精力的に頑張りました。
【はじめに】
みなさん、こんにちは。公明党の京都市会議員・吉田たかおでございます。平素は公明党の活動に温かいご理解とご声援を賜り、心より御礼申し上げます。
また、昨年7月の参議院選挙におきましては、多くの皆様のご支援のお蔭をもちまして、公明党は選挙区で7議席、比例区でも7議席と、目標を突破する大勝利を勝ち取ることが出来ました。改めまして、厚く御礼申し上げます。
「報恩感謝」の気持ちを忘れず、誠実に謙虚に、地域をコツコツと歩いて、庶民の生の声を真っ正面から受け止め、その切実なご意見ご要望を具体的な政策としてカタチにしていくため、全力で頑張ってまいる決意でございます。
【市政報告】
私・吉田たかおは、長年伏見区の公明党で活動した谷口弘昌さんの引退を受け、2年前の4月の市会議員選挙に立候補し、当選させていただきました。以来、たくさんの方々からご期待とご信頼を頂戴し、市民相談も1,000件を超えているところでございます。(この時、各地の該当会場の地元で積み重ねた実績を具体的に紹介しました)
これからも、市民の皆様と行政の橋渡しとなって京都活性化に貢献し、お世話になっている皆さんにご恩返しをさせていただく決意でございます。どうぞお気軽に声をおかけくださいますよう、お願いします。
さて、私・吉田たかおは今年度、京都市会教育福祉委員会に所属し、福祉・子育て支援・教育などの重要な政策を担当させていただいています。本年5月の本会議代表質問では、「子どもの貧困対策」「子育て世帯への住宅施策」「伏見観光の拡大」などを質疑。門川市長から前向きな答弁を勝ち取ることができました。
また、現在開会中の9月市会では、昨年4月から本年3月までの平成28年度決算が審議されております。市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道をシビアにチェックし、今後の政策へとグレードアップするための議論を積み重ねていくなか、昨日までの局別質疑におきまして、「民泊問題」「子育て支援」「学校給食費問題」「自転車安全教育」などを取り上げました。
また、市営住宅の高齢化が深刻化し共益費徴収が困難になっているケースをはじめ、具体的な住民支援を要望したり、バス待ち環境整備の大きな前進の中で、伏見区に多い民間バスへの支援を提案し、前向きな方向性ができているところです。これからも、京都市活性化のために、市民の目線で具体的な政策を提言し、実現していく決意です。
【衆議院議員選挙の意義】
さて、10月22日に投開票が行われる衆議院議員選挙が明日公示され、本格的な選挙戦がスタートします。今回の選挙は、過去に例を見ない人口減少の少子高齢化時代に突入し、グローバル経済の荒波に翻弄される日本を再建する「かじ取り」をどの政権に託すのか、自公政権の信を問う極めて重要な選挙です。
経済活性化の光が庶民の暮らしに届くかどうか、これからが正念場であるこの時に、政治が安定しなければなりません。反対のための反対を繰り返す無責任な野党が衆議院選挙で多数を占めると、過去の「衆参ねじれ国会」が復活し、足の引っ張り合いの批判合戦で「決められない政治」に逆戻り。そんな状況になれば庶民の暮らしが一挙にダメになってしまう。そうならないように議論を重ねて合意形成するのが政治の役割ではありませんか。
自公政権の勝利によって政治がより安定し、重要な政策が次々と実行に移され、経済活性化と社会保障の充実を加速させることが可能となります。この選択こそが、日本の未来を大きく切り開くと確信するものでございます。
また、北朝鮮の脅威が現実に迫ってきています。ミサイルが日本の上空を通過したとか、水爆実験が強行されたとか、深刻なニュースが連日のように繰り返されています。世界中が英知を結集して、北朝鮮が暴発しないため協議を重ねる中で、日本がかつてのような「自分の国さえ平和であれば他の国がどうなっても関係ない」という無責任な一国平和主義にとらわれては、国際社会の信頼を得ることはできません。かつてない国難に対処するためにも、自公政権の安定した政治基盤のもとで平和外交を推進するべきではないでしょうか。
今回の解散総選挙は、その意味でも実に大きな意義を持つと、声を大に訴えさせていただくものでございます。
【小池劇場と野党の混乱】
しかしながら、驚くべきことに今回の総選挙は、かつての「小泉劇場」「橋下劇場」を超える劇場型政治が展開されています。まさに「小池旋風」と言えるかもしれません。
小池百合子東京都知事が、都知事選挙や都議会議員選挙で都民と約束した東京改革を中途半端に投げ出すかのように、国政に進出する新党を結成。その希望の党に民進党が党を解体して合流するという大混乱ぶりです。
「踏み絵」だとか「排除」とかのキーワードが声高に語られ、「選別」された政治家が新党を立ち上げるなど、文字通り“議員になるためなら何でもあり”の浅ましい醜態がさらけ出されているのです。
この騒動でハッキリしたことがあります。それは、今回の解散を「大義がない」とか「私利私欲だ」と非難していた野党の方こそ、大義もなく私利私欲にまみれている。こう断言できると確信しますが、いかがでしょうか!
こんな情けない劇場型政治のポピュリズムに惑わされることなく、離合集散を繰り返す野党に不平不満の受け皿を期待するのではなく、賢明な選択をしなければならないと申し上げるものでございます。
【公明党の勝利が日本再建の大きな推進力】
自公政権において、公明党はどこまでも庶民に寄り添って、景気回復の光が庶民に届くため、地に足の着いた政策を地道に推進してきました。反対ありきの無責任な野党とは全く違います。
地域を歩くと、多くの方から「公明党が与党と野党の足の引っ張り合いをやめさせる重要な役割がある。頑張ってほしい」とか、「庶民の暮らしを守るためには、パフォーマンスではなく、具体的な政策が大事。公明党に期待します」などの言葉をいただきます。嬉しいです。勇気が出ます。疲れも吹き飛びます!
党利党略の不毛な権力争いを止めさせ、弱者を切り捨てない社会を構築するには、連立政権で公明党の存在感を質量ともに前進するしかないと、確信を深める日々です。
人口減少の超高齢化時代を迎え、少子化対策は喫緊の課題です。子育て世帯を支援し、消費を喚起する方策を今こそ実行するべきです。公明党が公約に掲げている「教育負担の軽減」は、その大いなる第一歩です。
公明党は口先だけのパフォーマンスは苦手です。しかし、具体的な政策を実現して中小企業支援を推進してきました。「賃上げ企業支援」「資金繰り支援」「下請け取引の改善」「事業承継税制の改善」など、小さな声に耳を傾けたきめ細かな政策が一杯です。
まさに、公明党の勝利こそが、日本再建の大きな原動力、推進力となると訴えさせていただくものでございます。
【最後に】
2009年の衆院選で、多くの有権者が「一度やらせてみよう。ダメならやめさせたら良い」と判断して民主党政権が誕生しました。ところが野党時代に主張していた埋蔵金はどこにもなく、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズも誤算続きで失速。事業仕分けでTVカメラの前で官僚をいじめ鬱憤を晴らしても、なにも変わらなかった。却って、もっとダメになった。この事実は否定できません。
「一度やらせてみた。けど、やっぱりダメだった」と、永遠に消えない烙印を押され、政権から転落した彼らから、「もう一度やらせてください」と言われても、誰が信じられるでしょうか! 国民をバカにするなと言いたいのは、私だけではないと思います。
今回の衆院選挙は、ムードやイメージや風に左右されるのではなく、政策の中身を見比べて、実績や候補者の人格を見極める賢明な選択をしていただきたい。そうでないと、何とかチルドレンのような未熟な役に立たない議員さんが、大量生産されて使い捨てられてしまう愚を、繰り返してしまうことになります。
公明党京都府本部代表である竹内ゆずる前衆議院議員は、今回近畿ブロック比例代表候補として公認されました。竹内候補は、三和銀行部長代理を経て衆院議員として活躍するも、2期目選挙で惜敗。京都市会議員として市民に身近な福祉や街づくりのために奮闘してきた苦労人です。
そして、衆院議員復帰を果たしてからは、財務大臣政務官・厚生労働副大臣・衆院総務委員長など、要職を歴任してきました。経済や金融の専門家、庶民の痛みのわかる熱血漢、竹内ゆずるを国会に送り出すため、公明党への力強いご支援を、 何卒よろしくお願いします!!
本日は、大きなマイクで大変にお騒がせいたしました。以上をもちまして、平和と福祉の党・公明党の京都市会議員吉田たかおのご挨拶を終わります。ご清聴ありがとうございました。
(10月になっても猛暑が続き、フラフラになりながらも、根性で頑張りました。画像は自撮りしたものと、街宣車に乗った際に撮影してもらったものを使いました。普段は1人で区内をダッシュしています。見かけた方はお気軽に声をおかけ下さい)