マザーズ・ミーティング in 伏見
※2014年夏の公認発表以降、上京区選出市会議員として一歩も引かずに奮闘する中、伏見区内の党員さん宅へのあいさつ回りや街頭演説活動にダッシュし、1月からは草の根ミーティングとして懇談会を積み重ねました。その最終盤として子育て世代のお母さんたちとの懇談会を開催していただきました。
【はじめに】
皆さん、こんにちは。本日はお忙しい中にもかかわらず、このように多くの方々にご参集いただき、心より御礼申し上げます。ただ今ご紹介いただいた吉田たかおでございます。
子育て真っただ中のお母さんたちの会合という事で、賑やかで華やかな雰囲気の中を、おっさん1人がちょこんと座ってまして、場違いきわまりない雰囲気を醸し出して誠に恐縮です。子どもたちの笑顔が輝く京都市の活性化のお役に立つため、本日の語らいを絶好のチャンスと決意しています。どうぞ、よろしくお願いします!
【自己紹介】
明日4月3日に告示される統一地方選挙、京都市会議員選挙に立候補することとなりました。これまで、伏見区の公明党は6期24年、谷口弘昌議員が活動されていましたが、定年で引退されることになり、その後任としてバトンタッチされ上京区から引っ越してきました。
現在、現職の市会議員として2期8年頑張っていますが、伏見区の皆さんにとってはまったくの無名の新人でございます。また、顔も名前も地味なもんで、「この人で大丈夫かいな?」とご心配をおかけしていることと存じます。ここで私の人となりを知っていただくため、自己紹介をさせていただきます。
私のことを覚えていただけるように、4つの大きな特徴を簡単にご説明します。
1点目は、体の不自由な身体障害者の父親を24年間、家族で介護してきたということです。体の不自由な方の苦しさやつらさ、介護する家族の大変さを身をもって痛感している1人です。これからの少子高齢化時代は介護の重要性がますます増大します。庶民の痛みのわかる吉田たかおが、きめ細かな福祉政策をリードしていくことを、心からお訴えするものです。
2点目は、大阪芸術大学を卒業したという、異色の経歴の持ち主であるということでございます。こう見えて私、京都市会議員のなかで唯一の芸大出身の議員なのです。(注:ここで参加者は複雑な表情をされました。どう反応したらよいか戸惑うような・・・・とほほ)
文化芸術の振興は、京都市の中小企業発展や教育の充実、観光の振興に大きく貢献する、京都ならではの重要なソフトです。京都市でたった1人の芸大出身の議員として、必ずお役に立っていく決意です。
3点目は、コンピュータ関連のIT企業に20年以上勤務したビジネスマン出身であるということです。関西一円の中小企業にITの導入と活用を推進して業績向上のお手伝いをしてきました。経済活性化・日本再建の重要な正念場にある今、中小企業支援に携わってきた知識と経験を活かしてまいります。
そして4点目は、小中高3人の子どもの父親であること。そうです、皆さんと同じ子育て世代の1人なのです。京都市の子育て支援を今まで以上に充実していくため、全力で頑張ってまいります。ぜひ、忌憚のないご意見ご要望をお寄せいただきますよう、よろしくお願いします。(注:ここでは大きな拍手を頂戴しました。良かったです~!)
【市政報告】
質疑応答の前に、少しのお時間を頂戴し市政報告をさせていただきます。実は12月に、第1回目のマザーズ・ミーティングを開催していただきまして、そのおりに寄せてくださったご意見が大きな力となって、京都市の政策が大きく前進したのです。
先月に京都市会本会議場で、各党の代表による27年度予算案に対する代表質疑が行われた際に、公明党を代表して私が登壇したのですが、人口減少時代が到来し、超高齢化社会が加速すると懸念されている今こそ、子育て家庭が京都市に住み続けていただくための「魅力」を発掘し、それを磨き上げ、アピールする努力を怠ってはならない―と強く訴えました。
そして、前回のミーティングで寄せていただいた「魅力ある公園を増やしてほしい」というご意見を紹介したところ、小学校や保育園、児童館にも協力を依頼するなどして、公園のデザインについてや、遊具の機能、トイレ、植栽、水回り、街灯、駐輪スペースなど、様々な観点からの改善点を洗い出すべく、保護者向けのアンケート調査を実施すると答弁があったのです。
もう1つの声は、「子どもが多ければ多いほど負担が大きくなってしまう」との切実なご意見でした。これについても大きな前進がありましたので3つを紹介します。
1つは、この4月から京都市では3人目以降のお子さんの保育料が無料になったのです。ここ数年、公明党が国と地域で連動して頑張ってきた成果です、ホンマに良かったです。
2つめは、これまでは小学校が放課後の時間を過ごす学童保育が3年生で終わっていたのを、6年生まで延長することになりました。働くお母さんたちが増えている時代の変化に即応して決定したのです。
もう1つ、国の補正予算で「プレミアム商品券」という政策が実現しました。1万円で12,000円分の買い物ができるもので、停滞する地域経済を活性化する突破口と多くの方から期待されていますが、この商品券の1つの角度として京都市では、子育て家庭に対するインセンティブを設定する計画とのことです。ぜひ期待して下さい!(注:6月の申込時に18歳未満のお子さん1人につき2,000円分の割引券が事前に送付されました)
【質疑応答】
※ここで、和やかな雰囲気の中、様々なやり取りがありました。長くなるので「Q&A方式」で再現します。
Q:市内中心部に比べて伏見区ではバリアフリーが遅れているのはないか?
A:このほど、長年の懸案であったJR奈良線の複線化が大きく前進し、桃山駅と六地蔵駅のバリアフリー工事が正式に決まりました。エレベータも建設されます!
Q:子供医療費助成制度を拡充してほしい。
A:このほど公明党の推進によって、京都では中学生まで医療費助成が延長になりました!
Q:学校入学時に制服や体操服を助成できないか。
A:現在は、所得の低い世帯への対象に留まっていますが、将来的には入学時に体操服を無償で提供できないか、行政と交渉していこうと考えています。厳しい財政状況なので時間はかかるかもしれませんが、新たな制度を創設できるよう、頑張ります。
Q:東部クリーンセンター跡地はどのような計画なのか?
A:(ここで逆質問)皆さんはどのようにお考えですか? → 多くの方々から「ボール遊びができる多目的グランド」「屋根のある屋内公園が良い」などの魅力的なご意見が次々と出ました!
【最後に】
本日は、貴重なご意見ご要望をお聞きできて、本当に勉強になりました。心より感謝申し上げます。頂戴した切実な声を具体的な政策としてカタチにしていくため、全力で頑張っていく決意です。
昨年8月に公認発表があって以降、多くの皆さんから励ましていただきました。こんな“馬の骨”に過ぎない私を信頼してくださり、この半年で市民相談を500件近く寄せていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。何としてもお役に立って、「応援して良かった」と喜んでいただきたいと念願しています。
ただ、今回の選挙に勝たないことには「ご恩返し」することができません。皆さんのご期待にお答えするためにも、何が何でも勝たなければなりません。しかしながら、まったくの無名の新人でございます。マスコミからも「4年前に複数候補を擁立した党が1人以外全滅したが、今回は公明党の番では?」と注目されています。きわめて厳しい戦いになると覚悟しています。
逆転勝利を目指して、死に物狂いで戦う決意です。なにとぞ、力強いご鞭撻を賜りますよう、心よりお願いします。ありがとうございました。
(会場からあふれるくらい多くのお母さんたちが参加して下さいました。活発な意見交換の傍らで走り回る子どもたちのかわいらしい歓声で、賑やかな懇談会となりました)