京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2021年9月市会がスタート!

2021年9月22日

2021年9月22日、京都市会本会議が開かれ、9月市会(決算市会)がスタートしました。耐震工事を含めた全面リニューアルを終え、最初の議会です。

コロナ禍であり、議長席や各議席にアクリル板が設置され、演壇の消毒励行、審議時間短縮など、様々に議事運営上の配慮を行なっています。

コロナ対策などの補正予算案、令和2年度決算、条例改正案など47議案が提出され、門川市長らから提案説明がありました。祝日明けの24日に3つの分科会に分かれて、予算特別委員会が行われます。

コロナ禍と経済再生に加え、財政危機に直面する京都市の持続可能な行財政改革を推進する第一歩の議会です。10月27日の会期末まで、真摯な議論を積み重ねて、京都の未来を切り開く道筋をつけてまいります。

本会議代表質問は、9月30日と10月1日に行われ、公明党議員団からは10月1日の10時過ぎから、青野仁志議員(中京区)、国本友利議員(左京区)、松田けい子議員(山科区)の3名が登壇する予定です。当日はKBS京都テレビで生中継されます。ぜひご視聴ください!

令和2年決算の審議は10月2日から始まり、3つの分科会で局別質疑が行われた後、10月18,19日に総括質疑となります。市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道をシビアに検証し、市民生活に資する政策に練り上げていく議論が展開されます。

常任委員会は20,21日に行なわれる予定です。教育福祉委員会で「敬老乗車証制度」の見直しや「児童館使用料」について議論されます。この半年間で濃密に議論される行財政改革の第1弾として、極めて重大な局面と実感します。

なお、補正予算や決算については1週間前から議案の事前勉強を重ねていましたが、本日の本会議で新たな補足資料が大量に提出されました。公営企業(交通局と上下水道局)の経営評価、京都市芸大や市立病院、産業技術研究所、外郭団体などの事業評価の書類です。まさに総決算の重大なデータなので、時間の合間を縫って読み込んでいこうと思います。