副議長就任3ヶ月の公務レポート

令和3年（2021年）5月20日に、第95代京都市会副議長に就任して3か月余りが経過しました。公務の模様をレポートさせて頂きたいと存じます。

副議長室で執務

就任直後の1週間は、関係各所へのご挨拶回りがビッシリと詰まって多忙を極めましたが、6月に入ると式典などの諸行事が軒並み中止や延期となり、各局からの事前ヒアリングが続きました。

ラジオ収録

その中でのトピックスは、ＫＢＳ京都ラジオの「祇園恋物語」という番組にゲスト出演したこと。相棒の田中明秀議長（西京区・自民党）が以前から懇意にしているシンガーソングライターさんがＤＪを務めているご縁で、京都市政の現状と未来をテーマに熱いトークを展開させて頂きました。緊張しましたが、不思議なご縁の方と再会するなど、ドラマチックな一幕もありました。

左：北区テープカット／右：台南市締結式

6月28日は初めての本格的公務。北区の御園橋改築工事の完成式典でテープカットの大役を仰せつかりました。29日の東京のご挨拶回りを挟んで、30日は円山公園の再整備完成式典と、台南市との交流推進協定締結式に列席しました。

左：洛西公園／右：芸大起工式

7月1日は西京区の洛西竹林公園記念式典に参列し、長年の地域活性化の前進を祝福。11日は京都市芸大及び銅駝美術工芸高校の移転整備工事起工式があり、京都駅周辺が新しく文化芸術振興の拠点として発展する第一歩を寿ぎました。

左：芸大パンフ／右：学長と撮影

また、直接的な公務ではありませんが、芸大の定期演奏会にご招待され、赤松学長にご挨拶すると共に無限の可能性を秘めた学生たちが奏でるクラシックを鑑賞。京都市の未来ビジョンに大きな影響力を持つ市立芸大の発展を心から祈念しています。

左：烏丸線車両前／右：車両内部

8月17日は、地下鉄烏丸線新型車両の見学会に参列しました。市民や専門家のアイデアを最大限に活かした斬新なデザインが、京都ならではの魅力を輝かせています。西陣織や京友禅などの伝統技術が散りばめられた立ち掛けシートが中央にある「おもいやりエリア」は必見です。

8月下旬から9月に予定されている各種イベントは、緊急事態宣言のためほとんどが中止となる見通しとのこと。準備に奔走された関係者のご無念をお察しいたします。1日も早い収束を祈るとともに、感染拡大防止と経済再生への政策推進に全力を傾注する決意を固めています。

左：政策要望懇談会／右：意見交換の模様

もちろん、式典やセレモニー、シンポジウムなどのイベントだけが「公務」ではなく、市の幹部や各政党会派の代表との意見交換、市長部局の政策担当者からのヒアリング、市民や業界団体等からの要望を届ける活動なども、極めて重要な仕事です。その合間に五大市研究会や政策要望懇談会などの「党務」もあり、充実した日々を積み重ねています。

いよいよ、9月市会が始まります。市民の皆様からお預かりした税金の使い道をシビアに検証する「決算」を審査する大事な議会です。財政危機に直面する京都市の苦境を克服するため、活発な議論を展開すると同時に、各会派の「要」の立場として合意形成を推進するべく、全力で奮闘する決意です。頑張りまっせぇ～！！