京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2020年9月度教育福祉委員会

2020年9月9日

9月9日10時から京都市会第2会議室で教育福祉委員会が開かれ、兵藤しんいち副委員長(北区)とともに出席しました。午前中は子ども若者はぐくみ局からの報告聴取、午後からは教育委員会所管の青少年科学センター現地調査というスケジュールでした。

子ども若者はぐくみ局からは「ひきこもり支援の再構築」について報告があり、私を含め3人の委員が質問に立ちました。青少年世代だけでなく中高年世代のひきこもりが大きな問題となっている今、行政の適切な支援を拡充する事業が本格スタートしたのです。

私は、従来の窓口が変更され一本化するという「過渡期」に起因する混乱がないように申し入れた後、対象のご家庭の実情を的確に把握するためにも「アウトリーチ手法」が大きな意義を持つことを評価。そのうえで、粘り強い支援を積み重ねること、局を超えた総合的かつ具体的支援とねること、などを求めました。

折しも、「8050問題」に苦しむ方を支える伏見区の方からの相談を受けていたさなかの委員会であり、事態の深刻さを垣間見たうえでの質疑となりました。これからも、現場主義に裏付けられた議論でなければならないと自覚を新たにすることができました。

午後からは、10月にリニューアルオープンする京都市青少年科学センターのプラネタリウムを現地視察。三密を避ける工夫や換気のために追加工事した機器の説明を受けました。最新技術の導入や創意工夫も施されており、大いに期待できます。

京大とタイアップした「みらい地球儀」には、たくさんの親子連れが目を輝かせて見入っておられました。平日なのに学齢期前のお子さんの家族連れが何組かおられました。サイエンスに関心を持つ子供が増えることを切望します。

いよいよ、来週から9月市会が始動します。令和元年度決算や条例案など多くの議案が提出される予定であり、今週はずっと理事者からも事前説明を分刻みで聞いているところです。超多忙ではありますが、京都の未来のために頑張ります!

コロナ禍の真っ只中であり、暑さも残る季節でもあります。体調管理に留意して、クリエイティブな議論を積み重ねてまいります。今日も元気によしだッシュ!