京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2020年8月度教育福祉委員会-2

2020年8月19日

8月19日10時から京都市会第2会議室で教育福祉委員会が開かれ、兵藤しんいち副委員長(北区)とともに出席しました。40度近い猛暑が続く中の常任委員会となりましたが、活発な議論が展開されました。

局側からの議案や報告は無く、事前に通告された一般質問のみでした。子ども若者はぐくみ局への質疑は「新型コロナ感染症対策のフロー図」「養護施設等からの自立」が取り上げられました。

兵藤副委員長は「ひとり親家庭への支援と子どもの貧困」を質疑。外国から帰国された方など、制度のはざまで支援が受けられないケースへの視点に基づいた問題提起でした。これに対して、福祉行政間の連携を進めていくと局長自らが答弁しました。

教育委員会には8人の委員から質問があり、「新型コロナ対策」「教科書採択」「就学援助制度」「オンライン授業」「部活動」などが議論されました。兵藤副委員長はじめ多くが「夏休み明けの学校の在り方」の中での感染症拡大防止対策を求めました。

私は、「自転車交通安全教育」を取り上げました。ウィズコロナ社会で、三密を避ける自転車通勤が増える中、見守りの方からも通学路の自転車危険運転の声が多く寄せられていますし、今後も増えると思われます。健康や環境面からも自転車利用は増えると予想されると同時に、ポストコロナでも自転車観光が大きな潮流となると指摘し、「自転車安全教育」の実情と今後への課題認識を検証したうえで、局を超えた連携を求めました。

保健福祉局に対する一般質問では「新型コロナ対策」「国保の傷病手当」「生活保護世帯の熱中症対策」「介護認定」「障がい者自立支援」などが活発に議論されました。感染者や濃厚接触者の自宅待機の実情を3人の委員が関連で次々と関連質疑。今後の更なる対策強化が求められと思います。

新型コロナの対策や様々な危機管理、来年度予算編成を見据えた事業見直し等々、行政各局が抱える懸案は重大なものばかり。それらを議員が市民目線で議論することで、市民生活に貢献できる政策となると確信します。殺人的な猛暑が続きますが、労多きことを誇りとしながら、元気いっぱいにダッシュしていく決意です。頑張ります! (^O^)/