京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

12月度まちづくり委員会

2015年12月21日

12月21日10時より、市会第5会議室でまちづくり委員会が開会され、曽我修委員(伏見区)とともに出席しました。2015年最後の委員会です。寒い季節ですが熱い議論が交わされました。(写真左)

午前中の都市計画局では、伏見区の浴槽やバリアフリーの請願に対して議論され、結論は留保となりました。続いて、11月に陳情として寄せられた上京区で建設予定の学生マンションの案件が、今回一歩踏み込んで請願として提出されました。

私は、請願を出した地元住民の思いを重く受け止めるべきであると主張し、説明会が1回しか実施されていないと住民側が認識している事実を重視して、誠実に対応するべきと論じました。かつて同じ上京区内の施設建設の折に、地元住民と業者側が何度も話し合いを積み重ねて理解を生み出した事例を紹介し、今後の公平かつ適切な行政指導を要望したのです。

午後からの建設局への一般質問では、10月2日の本会議代表質問で取り上げた「自転車安全対策」を掘り下げて論じました。

(1) 安全な自転車走行環境を促進する「ピクトグラム」の在り方をリサーチする実証実験を1月に幹線道路で実施するうえで、市民周知をしっかりと図って機運を盛り上げていくべきである。
(2) 11月議会で設置が決まった自転車審議会が早くも今月から設置されるので、識者や市民の声をしっかりと反映して頂きたい。ツーキニストとして活躍する東京の方をはじめ市外の専門家の意見も重要である。
(3) 1月22,23日に開催される全国的なシンポジウムである「第4回自転車利用環境向上会議 in京都」を機に、京都市の自転車政策をいっそうステップアップしてもらいたい。

委員会には新聞記者も取材していましたが、上京区のマンションや下鴨神社の景観問題が終わると引き上げちゃいました。自転車問題も大事なんやけどなぁ・・・・ (+o+)

これからも市長選や参院選を控え、京都市政に注目が集まると思いますが、私はどこまでも「政局」ではなく「政策」本位で、ぶれずに頑張っていこうと思います。

さて、お昼休みには京都市会副議長室にお見えになった東京都世田谷区の区議会議員のお2人と意見交換させて頂きました。京都動物愛護センターを視察するため入洛されたお2人は動物愛護地方議員の会(ANOC)の活動を熱心に進めておられ、大変に触発を受けました。(写真右)

それにしても、超党派の全国的な議連で活躍する大道副議長はやっぱり凄いです!