京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

9月度まちづくり委員会

2015年9月10日

9月10日10時より、市会第2会議室でまちづくり委員会が開会され、曽我修委員(伏見区)とともに出席しました。先月末の他都市調査を終えて最初の常任委員会です。

トレードマークの“ソフトモヒカン”ですが、なかなか散髪に行く時間が無くてかなり伸びてきています。写真で分かりますかね? (時間を何とか作って切らなければいけませんよねぇ・・・)

都市計画局から2件の報告あり、説明を受けて質疑。まず「四条通り及びその周辺における秋の交通対策」については6人の委員が質問に立ちました。1年で最も交通渋滞が発生する季節に、春先の時のような大渋滞にならないよう、各会派の代表が意見を述べたのです。

私は下記の点を訴えました。

(1) GWや祇園祭の際は春と違って大きな渋滞は起こらなかった、この成果をしっかり検証してそれ以上の効果を発揮するよう綿密に分析してほしい。特に、今後の渋滞対策の中でもタクシー業界との意見交換が重要ではないか。
(2) マイカーの流入を抑制する「パークアンドライド」はいっそう注目される。効果を出すためにも利用者がお得感を持って頂けるインセンティブが大事。
(3) 公共交通機関とりわけ市バス利用を促進するため、バス停での親切な情報提供や降車時の支払いの工夫等、事前の周到な準備を徹底するべきである。

次に、「市営住宅と府営住宅における相互受付の実施」に対して6名から質疑。府と市の二重行政を転換する第一歩として、公営住宅の申し込み業務をまとめるという画期的な試みです。私は、始まったばかりで試行錯誤ある中で、すべてが経験を積み重ねる好機ととらえるべきと主張。将来は、問い合わせの受付にとどまらず申請や手続きも一元化できるよう提言しました。

一般質問では2点について質疑しました。

(1) 「公共交通」の在り方を検討する有識者会議で取り上げられた連節バスについて、観光シーズン以外にもギュウギュウづめになる「206号系統」(岡崎から東大路経由で京都駅へ行く便)で試験的に導入してはどうか。検討会議に「デマンド交通」も議題にピックアップして頂きたい。
(2) 「密集市街地対策」では、モデル学区での先行事例をきめ細かく紹介するミニコミ誌「ろじマチ通信」が好評なので、行政区単位や学区単位の地域行事でも積極的にPRして「密集市街地」への政策を周知するべきである。中途半端にせず「ひろがり」と「ふかまり」を具体的に進めて頂きたい。

建設局への一般質問では、曽我委員が「ICT活用した土木事務所と市民の情報共有アプリ」の効果的な活用を論じました。見える化の促進によって市民参加の前進がより効果的になるよう、今後も議論を重ねていこうと思います。

今回議論された各テーマは、まさに「旬」と言えるホットな政策課題ばかり。私自身も気合を込めて質疑しました。理事者の答弁も真摯なものでしたので、期待して見守りたいです。

いよいよ9月中旬から決算を審議する議会が本格的に開幕します。ワクワクです。準備怠りなく頑張っていこうと決意しています。やりまっせぇ~っ! !(^^)!