京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

8月度まちづくり委員会

2015年8月6日

8月6日10時より、市会第2会議室でまちづくり委員会が開会され、曽我修委員(伏見区)とともに出席しました。市役所2階は各会派の部屋割りの変更に伴う工事が実施されており、ドタバタしていますが、委員会の議論は真摯なものとなりました。

個人的な話で恐縮ですが、右奥歯が痛くてなかなか眠れません。火曜日に歯科で応急処置をしてもらいましたが、まだ痛むので明日にもう1度診察してもらうことになっています。写真の表情がイマイチ冴えないのはそのためかも?

さて気を取り直して委員会のレポートをさせていただきます。建設局から、「京都駅南口駅前広場整備事業」の進捗状況について報告がありました。「南口」より長年慣れ親しんだ「八条口」で良いではないか等の意見が出されましたが、私は以下の4点について論じました。

(1) 京都駅南口に3基設置された地下駐輪場が好評で150人が順番待ちとのこと。であるがゆえに、なおさら周辺の自転車走行レーン整備を急ぐべきである
(2) 今回の計画で、送迎エリアが制限された。歩くまち施策の推進にとっては大事であるが、混乱があってはならない。TPOを踏まえた実効力ある対策を練り上げるべきではないか。
(3) 地下街と地上の貸し切りバス駐車場を結ぶ「サンクンガーデン」は、夜行バスや観光バス、路線バスの利用者が混在するので、喫煙エリアとバリアフリーの充実を検討するべき。
(4) 今までばらばらであったバス停留所が集約されるのは利便性が向上するので歓迎するが、歩道上に利用者が滞留する際の対応など今まで以上に安全対策に力を入れないといけない。

理事者から積極的な答弁があったので期待して見守りたいです。次に一般質問で「通学路安全対策」を取り上げました。

(1) 通学路安全プログラムが策定され、市民から期待の声が寄せられている。8月の再点検に向けて市民の意見を積極的に求めてもらいたい。
(2) 伏見区にある奈良街道の石田大山交差点北側が拡幅される計画が暗礁に乗り上げていると聞いているが、計画の再開のめどは立つのか。
(3) 交差点南側の子供たちは交通量の多い奈良街道を通行せざるを得ない。ボラード等の対策が必要ではないか。
(4) 奈良街道は伏見区から宇治市に入ると急にガードレールや歩道が始まる。戸惑ったりして事故の危険性もあるのでは。宇治市とも協議し安全対策を充実してもらいたい。

いったん登壇すると歯の痛みはすっかり忘れて質問に没頭。市民の声を代弁するとの熱い思いで奮闘しました。終わったらまた痛み出しました。うぅぅ~

また、都市計画局への一般質問では、「市営住宅の空き家問題」「歩くまち政策」について質疑がありました。8月第4週は他都市調査で仙台市などに伺う予定です。こちらは公式ブログでレポートする予定ですので、ぜひお読みください。