京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

5月市会が閉会しました!

2015年5月28日

5月28日、京都市会本会議場で5月定例市会の最終本会議が開かれ、市長から提出された議案が採決されました。

補正予算は、待機児童解消への基盤整備や樫原市営住宅のエレベーター化、山之内浄水場跡地活用などの予算を追加するもの。条例改正は宝ヶ池子ども体育館の料金改定などで、それに加えて排水機場集中監視システム新設工事などの契約締結案や小栗栖排水機場浸水被害の賠償などがありました。

固定資産評価委員の選任、教育委員会委員の任命、人権擁護委員の推薦とともに、議員提出議案として国に送る意見書が議論され、①地方財政の充実・強化を求める意見書、②農林水産業における輸出促進に向けた施策の拡充を求める意見書、③認知症への取組の充実強化に関する意見書、④地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直しを求める意見書が採択されました。そのうち②から④の3本が公明党の提案です。

本会議代表質問では、わが公明党は改選後最初の議会で恒例となっている新人として当選した1期生が登壇。かわしま優子議員(画面左:伏見区選出)と、西山信昌議員(画面右:下京区選出)が堂々たる論陣をはりました。 

かわしま議員は、①京都の文化芸術力を活かした都市間交流の推進、②発達障害者と家族が地域で生き生きと生活できる政策、③不登校児童・生徒を支援するための教育施策、④本物の伏見の魅力を発信し地域力を高める観光振興、の4つの政策課題について質問をしました。

その中で、不登校の中学生とその家族を支援するため、保護者向けのきめ細かな啓発用冊子を来年度に配布することが決定しました。素晴らしいですよね!

また、西山議員は、①健康づくりのための公園施策整備、②障がい者就労施設等活動の場の拡大、③切れ目のない子育て予算の充実、④学生消防団活動認証制度、の4点についてはつらつと質疑を展開。

特に、『障がい者就労」拡大に向けた政策提言は28日付京都新聞朝刊に名前入りで掲載されました。自らの肢体障がいを克服して大成長を遂げた西山議員の熱い思いが伝わり、本当に良かったです。特筆すべきは、西山議員が原稿を全て暗記して、終始カメラ目線で発表したこと。中継をご覧になったすべての方が感動したと思います。ホンマに脱帽です!

画像をご覧になってお分かりのように、敬愛する大先輩・大道義知議員(南区)が副議長として議事進行。党務を優先して裏方に徹してこられた大道議員の威風堂々とした雄姿に感動しました。

私自身は、今任期から議員団の幹事を拝命し、議会においても「市会運営委員」と「市会会改革推進委員会副委員長」という重責を担うこととなりました。5月市会が終わっても休む間もないくらい多忙な日々が続きますが、労多きことを誇りとしながら、誠心誠意を片時も忘れずに、研さんに励んでいく決意です。

頑張ります!